THE 行列 “季節外れ”の屋形船 WBS Weekend 2013.3.17放送より [最新ビジネス情報]
THE 行列 “季節外れ”の屋形船 WBS Weekend 2013.3.17放送より
東京の下町、月島に近い川。
この週末、長い行列ができていた。
お目当ては「屋形船」。
しかし普通のものとはちょっと違うという。
冬でも人気の屋形船とは、一体?
THE 行列 冬も繁盛!“鉄板”屋形船
屋形船“千羽丸”は冬でも週末は満席になるほど、続々と客が乗り
込んでいく。
「かんぱ~い!」
屋形船に乗るやいなや、さっそく宴がスタート。
スタッフ:「前方にはレインボーブリッジが見えてまいります。」
客を迎えるのは海からの夜景。
「めっちゃ きれいですね。」
「びっくりしちゃった。」
燦然と輝く、東京タワーも岸に華を添える中、ほどなくして停泊す
るお台場に到着。
すると出てきたのは“もんじゃ焼き”。
そうこの屋形船、もんじゃ焼きが食べ放題の「もんじゃ屋形船」だ
ったのだ。
スタッフ:「ある程度 切ってから。真ん中に集めて 今度は土手を
作ります。」
もんじゃ作りはスタッフが丁寧に教えてくれるため、初めての人で
も安心だ。
「うーん おいしい。」
中でも特製の“練りゴマ”が入った「千羽丸もんじゃ」は、人気の
メニューだ。ちょっと甘いここでしか味わえない一品。
「ごま 好きなので すごいおいしい。」
もんじゃ以外にもお好み焼きや焼きそばなども食べ放題。しかし冬
の屋形船でなぜ、これだけ繁盛しているのか?
屋形船「千羽丸」 中川隆オーナー:「味がいいということ あと
値段が安いということ。飲み放題 食べ放題 5,000円というコース
。」
1人1万円以上は相場という屋形船を、半額の料金で楽しむ。若者
も気軽に利用できるのが人気の秘密。
実はオーナーの中川さん、本業は月島にある河川関係の建設会社会
長。屋形船に乗り出したのは、本業のある問題を解決するためだっ
た。
中川船舶 中川隆会長:「私どもの(河川関係の)工事は もとも
とは公共性(役所)のものが多い。夏場が すごく仕事がない。そ
のために夏場にやれる仕事があるかといった場合 屋形船を思い出
した。」
役所の工事発注は年度後半に集中し、新年度の前半は仕事が激減す
るという。それを補う屋形船への進出。唐突にも見えるが、河川の
建設会社の強みが計算されていた。
実は屋形船は車の車庫証明に当たる「係留権」を取得するのが困難
で、そもそも新規参入が難しい業界。ところが―
中川会長:「我々は(作業船を係留するための)占用水域を借りて
いる。それによって 屋形船の係留ができるので(屋形船の)許可
証がもらえる。」
また繁忙期には建設会社の社員にも屋形船を手伝ってもらうなど、
人材を有効活用。肝心のもんじゃの味も、会社が月島にある強みで
、地元の専門店の指導を受けられた。今では年商が1億円近くに上
る。
中川会長:「どんな仕事でも波があるが 下がったときに「何か や
ろうか」という意欲があれば 何とか花が咲くと思う。」
千羽丸 公式サイト:http://www.senbamaru.jp/time.html
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東京の下町、月島に近い川。
この週末、長い行列ができていた。
お目当ては「屋形船」。
しかし普通のものとはちょっと違うという。
冬でも人気の屋形船とは、一体?
THE 行列 冬も繁盛!“鉄板”屋形船
屋形船“千羽丸”は冬でも週末は満席になるほど、続々と客が乗り
込んでいく。
「かんぱ~い!」
屋形船に乗るやいなや、さっそく宴がスタート。
スタッフ:「前方にはレインボーブリッジが見えてまいります。」
客を迎えるのは海からの夜景。
「めっちゃ きれいですね。」
「びっくりしちゃった。」
燦然と輝く、東京タワーも岸に華を添える中、ほどなくして停泊す
るお台場に到着。
すると出てきたのは“もんじゃ焼き”。
そうこの屋形船、もんじゃ焼きが食べ放題の「もんじゃ屋形船」だ
ったのだ。
スタッフ:「ある程度 切ってから。真ん中に集めて 今度は土手を
作ります。」
もんじゃ作りはスタッフが丁寧に教えてくれるため、初めての人で
も安心だ。
「うーん おいしい。」
中でも特製の“練りゴマ”が入った「千羽丸もんじゃ」は、人気の
メニューだ。ちょっと甘いここでしか味わえない一品。
「ごま 好きなので すごいおいしい。」
もんじゃ以外にもお好み焼きや焼きそばなども食べ放題。しかし冬
の屋形船でなぜ、これだけ繁盛しているのか?
屋形船「千羽丸」 中川隆オーナー:「味がいいということ あと
値段が安いということ。飲み放題 食べ放題 5,000円というコース
。」
1人1万円以上は相場という屋形船を、半額の料金で楽しむ。若者
も気軽に利用できるのが人気の秘密。
実はオーナーの中川さん、本業は月島にある河川関係の建設会社会
長。屋形船に乗り出したのは、本業のある問題を解決するためだっ
た。
中川船舶 中川隆会長:「私どもの(河川関係の)工事は もとも
とは公共性(役所)のものが多い。夏場が すごく仕事がない。そ
のために夏場にやれる仕事があるかといった場合 屋形船を思い出
した。」
役所の工事発注は年度後半に集中し、新年度の前半は仕事が激減す
るという。それを補う屋形船への進出。唐突にも見えるが、河川の
建設会社の強みが計算されていた。
実は屋形船は車の車庫証明に当たる「係留権」を取得するのが困難
で、そもそも新規参入が難しい業界。ところが―
中川会長:「我々は(作業船を係留するための)占用水域を借りて
いる。それによって 屋形船の係留ができるので(屋形船の)許可
証がもらえる。」
また繁忙期には建設会社の社員にも屋形船を手伝ってもらうなど、
人材を有効活用。肝心のもんじゃの味も、会社が月島にある強みで
、地元の専門店の指導を受けられた。今では年商が1億円近くに上
る。
中川会長:「どんな仕事でも波があるが 下がったときに「何か や
ろうか」という意欲があれば 何とか花が咲くと思う。」
千羽丸 公式サイト:http://www.senbamaru.jp/time.html
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