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TVから FNSソフト工場“懐かし良品レッドファイル” 9.15放送 [懐かしい!]

TVから FNSソフト工場“懐かし良品レッドファイル” 9.15放送



○ 懐かし良品レッドファイル~昭和が誇る絶滅危惧商品を追う~


・FILE NO.01 噴水式ジュース自動販売機(1957年)

 1957年「ホシザキ電機」が開発。これを機に自動販売機の普及が始まる。1970年代、ビンや缶の自動販売機の登場により、徐々に衰退、今では全くみることのない幻の商品に。

 ホシザキ電機 → 展示品あり
 
 サンデン(株) → 展示品あり

 世界遺産、石見銀山がある島根県・大田市の「さんべ食品工業(株)」で、年2回、彼岸市の時だけ出される。10円でコップ半分の量が飲める。



・FILE NO.02 スーパーカー消しゴム(1978年)

 1970年代後半スーパーカーブームに乗って登場。
 
 広島市交通科学館で貴重な歴史資料として大切に保管されている。

 スーパーカー研究家 石井浩道さん:「レースをしてみたり、落としあいをしてみたり、それぞれのルールを作って、みんなで遊んでいました。」

 ノック式ボールペンを使って、弾いて走らせるレースが流行!



・FILE NO.03 ソノシート(1959年)

 レコードがまだ高価だった1950年代、その廉価版として、薄いビニールシートを使って作られ誕生したのがソノシート。

 東京・杉並区の「杉並区立郷土博物館」で大切に保存されている。1959年、ニュース記事や音楽を収録した、音の出る雑誌、朝日ソノラマの創刊により広まった。

 杉並区立郷土博物館 寺田史朗さん:「レコードというものは非常に高価なので、親父がなかなか子供たちには扱わせてくれない。廉価版であれば、聞いてもいいよと。子供たちも自由に聞けた。」

 2005年に生産終了、今では貴重な品となっています。



・FILE NO.04 ラジカセ(1969年)

 ラジオとカセットテープレコーダーが合体した、オーディオ機器。アナログの全盛時代、音楽を愛する人のハートをがっちりとつかんだアイテム。

 東京・足立区のデザインアンダーグランドファクトリー。レトロな家電を集め、修理・販売しているお店。

 店長 松崎順一さん:「ラジカセっていうのは、一個一個全部この表情がすご~い豊かなんですよ。ツマミがぎょうさん付いてるわけですよ。カッコイイじゃないですか!? 大体、昔のって、メーターが真ん中に付いているわけですよ。これがビビビビ ビビビビいってみてくださいよ。音の良さでも、ラジカセってすごい大好きなんですよ。昔のアナログですよね、これは。」

 初期のラジカセ
 
  アイワ TPR-201(1970年頃)

 ステレオラジカセ登場

  ソニー CF-2550(1973年頃)

 最初のダブルカセット搭載機

  シャープ GF-808(1979年)

 ラテカセ(テレビ付き)

  シャープ CT-6001(1981年)

 「無理やりブラウン管を入れたので、後部に突起がある。」

 世界最大級のラジカセ

  シャープ VZ-V2(1982年)

 「中央にレコードプレーヤーが付いている。ラジカセの条件は“電池で使える”“取ってが付いている”ということなので。」



・FILE NO.05 オート三輪

 安くて悪路に強いことから、戦後一世を風靡したオート三輪。しかし、その後交通の高速化による四輪トラックの普及で、1974年に生産を終了しました。

 静岡県・森町の浅岡茂さんが、動くオート三輪(マツダ T2000)を所有。「マツダ T2000」は、1962年に登場し、この車以降新しいオート三輪は開発されていない、いわば日本のオート三輪の最終型といえるモデル。

 浅岡茂さん:「愛着があるね。これで若い時、メシを食わしてもらったっていう恩義があるわね。とことん乗ってやれっていう。」

 幻の三輪乗用車、ダイハツ「ビー」。1951年から1年間 わずか300台しか生産されていない貴重な車。

 埼玉県・北本市の「大生自動車」の宮山紀生さんが、動く「ビー」を所有している。宮山さんは「ビー」以外に4台(オリエント50(1950年)、ダイハツSK(1952年)、クロガネKGL(1955年)、オリエントLC(1954年))のオート三輪を所有、いずれも初期のバーハンドルタイプ(オートバイタイプ)。動く「ビー」は日本に1台と思われる。



・FILE NO.06 万博グッズ(1970年)

 高度成長著しい1970年代、夢あふれる未来に日本中が熱狂した大阪万博では関連グッズが発売されました。

 東京・台東区にある「EXPO」で今でも買うことができます。

  入場券…1枚3,500円

  太陽の塔…3万~5万円など


 オーナーのコレクションを拝見

  パスポート型スタンプノート

 鴻池綱孝さん:「この国にいったぞっていうような、そういう世界を旅するような感じになっています。」

  万博で売られていたお弁当

 「廻る回転寿司(元禄寿司)というのが、万博の時にあったというのが驚きです。」



・FILE NO.07 スペースインベーダー(1978年)

 1978年、日本に一大ブームを巻き起こした伝説のゲーム機。開発30周年を迎える今年、当時のゲーム機はまだあるのか?

 愛知県・西尾市のゲームセンター「天野ゲーム博物館」にあります。

 天野欽史館長:「ここ(VIPルーム)は会員の方しか入れないコーナーになってるんですよ。」

 特別にVIPルームに入れてもらうことに…。1978年製の初代白黒画面のインベーダーゲーム機が。今でも遊べます。さらに、1979年製のカラー版スペースインベーダーもあります。

 館長:「レバーとワンボタン、シンプルですよね。誰でも遊べるもんね。」



・FILE NO.08 ママレンジ(1969年)

 1969年、アサヒ玩具により発売。昭和の女の子の定番遊びである“おままごと”。おかあさんになりきって料理を作る。そんな女の子の憧れを現実にしたのがママレンジでした。

 三重県・伊賀市のお好み焼き店「昭和ハウスソースもん研究所」。店内にはレトログッズをこよなく愛す店長のコレクションが所狭しと並びます。ママレンジは店長自慢の一品。ママレンジ大ヒットの秘密はレンジ部分、直径10cmほどのミニサイズながら、電熱器を内蔵、実際に調理(ホットケーキなど)ができるんです。

 店長 富永潤さん:「おもしろいのが、もし火傷とか怪我の補償は当社で致しますって書いてるんです。」

 予約すれば誰でもママレンジでクッキングを楽しむことができるんです。



・FILE NO.09 ローラースルーGOGO(1974年)

 1974年に発表され、100万台を超える大ヒットセールスを記録したローラースルーGOGO。当時の小学生の誰もが欲しがり、そして日が暮れるまで夢中で乗りました。

 埼玉県・三芳町の吉岡伴明さん。実は開発者(元HONDA 設計者)の吉岡さんが今も大切に保管していました。吉岡さんは、あのセナ(F1ドライバー 故アイルトン・セナ)のヘルメット開発も担当した技術者です。

 吉岡さん:「GOGOというのは「ゴー!ゴー!」のGOと、5,500円のGOGO。はっきり言って息子みたいですね。」



・FILE NO.10 赤電話(1953年)

 携帯電話の普及により減少した公衆電話。緑やピンクといったイメージが強いですが、1950年代からしばらくは“赤”が当たり前の時代だったのです。

 東京・千代田区にある喫茶店「さぼうる」。その店先に何とまだ現役で活躍する赤電話があるんです。当時公衆電話として目だつように“赤”にされ、通称、“赤だるま”と呼ばれ親しまれてきました。今ではすっかり珍しくなったダイヤル式。

 さぼうる店長 鈴木文雄さん:「あれ番号がありますからね、そこの番号にかけると、不思議な音が出るんだ。」

 実際にかけてみると…。どこかで聞いたことのある、あの懐かしいベルの音が。さぼうるの赤電話は、今日もお客さんを待っています。



・FILE NO.11 フラッシャー付き自転車(1970年)
 
 1970年代に少年たちの間で大流行した、変速機の付いたスポーツ自転車。そこには当時、男の子たちのハートをわしづかみにした、ある機能が。

 大阪府・堺市にある「自転車博物館サイクルセンター」。古今東西さまざまな自転車を収集・展示している世界有数の博物館です。さっそく見つけたのがこちらの自転車。まるで自動車のシフトレバーのような変速機にウィンカーのようなランプ。

 学芸員 中村博司さん:「普通の自転車だと、ペダルを止めてると変速できないんですけど、これはギアが回り続けて、それで変速できるんですよ。当時の子供たちは、みんなこれを欲しかったんです。“フラッシャー”が付いているものは、収蔵庫にしまってあります。」

 これこそ正真正銘の“フラッシャー付き”自転車。男の子の冒険心をかきたてる鮮烈なフラッシュ、今でもピカピカの40年前の新車です。


 今ではもう見かけることが無くなってしまった品々。しかし、それは私たちに、当時の素敵な思い出を思い起こさせてくれる大切な一品。誰もが笑顔になり、童心にかえってしまう懐かしい良品。それは絶滅が危惧される動物と同じように、誰かが大切に保存していかなければならないものなのかもしれません。  


 製作・著作 山陰中央テレビ



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