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TVから BS1 経済ニュース 6.23放送 [最新ビジネス情報]

TVから BS1 経済ニュース 6.23放送


○ WORLD REPORT

 ・新タイプの漢字辞書登場

 海外で日本の漫画ブームが起きる中、日本語の学習熱が高まっています。そんな中、漢字の勉強を苦手とする外国人向けにイスラエルの企業が新たなタイプの漢字辞書を開発しました。エルサレム支局 飯島記者の報告です。

 東京の外国特派員協会で今日、イスラエルと日本の企業の代表が、ペンのような形をした漢字辞書を発表しました。字をなぞれば意味が表示される仕組みです。日頃日本語に苦労している外国特派員たちも興味津津です。在日17年の外国人:「知らない漢字も意味が調べられるので助かる。」日本でIT関係の企業を経営する加藤さん、ペン型の辞書の製造で独自の技術を持つイスラエル企業に 10年前から外国人向けの漢字辞書の開発をはたらきかけてきました。この会社の辞書は 英語、ヘブライ語など13の言語に対応しています。しかし日本の漢字に対応するにはこれまでにない困難が伴いました。まず欧米の言語にはない縦書きの存在。ペンを横だけではなく縦に動かしても読めるようにしなければなりませんでした。またほかの言語の辞書では最初から意味を表示していたのを 漢字辞書では読み方から示すことにしました。漢字辞書は26しかないアルファベットに比べ文字の数がケタ違いに多く、しかも音と訓の読み分けも複雑、とても覚えきれないという外国人の要望に応えたのです。さらに開発社の頭を悩ませたのは 日本語では単語と単語の間にスペースがないため、送り仮名の付く漢字など、どこから単語が始まるのか判別が難しいことでした。これに関しては漢字かカタカナで始まる部分から読み取るプログラムを新たに開発しました。開発スタッフ:「日本語は世界で最も難しい言語の一つだと思います。4~5人の開発スタッフが1年がかりで商品化しました。」最後まで完全に解決できない課題もありました。読み取り機の性能を上げ、画数の多い複雑な漢字も読み取れるようにしたのですが、落とし穴は一見簡単な文字にありました。たとえばカタカナのロと漢字の口、カタカナの音を伸ばす横棒と漢字の一、機械ではまだ区別できません。世界販売を前にした商品テストには ヘブライ大学で日本語を学ぶ学生たちも協力しました。これまで漢和辞典を使うしかなかった学生にとって 新型辞書の評判は上々です。日本語を学ぶ学生:「1つの漢字の意味を調べるのに5分もかかりましたが、これなら簡単で宿題もはかどるわ。」ジャパン・トゥエンティワン 加藤充社長:「外国人で日本語を勉強されていない方、日本に十何年いても漢字が読めない。しゃべれるけど読めない。より簡単に日本語を勉強できるようになればかなり日本語の立場も上がってくる。」外国人の漢字アレルギーを取り除こうというこの新型辞書、日本語や日本文化の海外での普及の一翼を担うことになるか注目されます。



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