2000万円稼げる? 専門学校とは WBS 2013.2.27放送より [最新ビジネス情報]
2000万円稼げる? 専門学校とは WBS 2013.2.27放送より
○ バトラー学校人気“一流”への秘訣は?
イギリスで新興国を中心に海外からの学生が急増している専門学校が
あります。そこで学んで帰国すれば、年収2,000万円の仕事を得るこ
とも夢ではないというこの学校。人気の背景にはイギリスの伝統があ
りました。
― イギリス・ロンドン ―
都心部にあるホテルのパーティ・ルームを訪れると、
そこではある講習会が開かれていました。
「シャンパンボトルは このようにしてつかみ 親指は底のくぼみに
入れて支えます。」
これはバトラーを養成する学校の授業
― バトラー養成学校「ビスポーク・ビューロー」の授業 ―
[写真はjp.reuters.comより]
バトラーとはイギリスの上流家庭などで、公私にわたって、常に主人
を補佐する執事のことです。
この日授業に集っていたのは、ブラジル人やインド人など8人。
バトラー ジョージ・デルフォードさん:「ナプキンは広げたあと
1回折ってから ひざの上にかけてください。」
授業の中心はロール・プレイです。
一般的に2週間から4週間の期間をかけてバトラーを目指します。授
業料は1日およそ5万円。
安くない授業料にも生徒が集まる理由は?
ビスポーク・ビューロー サラ・ヴェスティン・ラマーニ校長:
「いまイギリス人はあまりバトラーを雇う余裕がありません。しかし
、アジア・中東・ロシアなどはバトラーにとって大きな市場になりつ
つあります。」
新興国ではバトラーを雇うことをステータスと考える人が増えていて
、こうした国で働くバトラーの中には、年収で2,000万円を超える人
もいるといいます。
インド人:「バトラーは多くの責任とともに多くのお金を稼ぐことが
できます。インドではまだ始まったばかりだが、将来的にはとても大
きなニーズがあると思う。」
ブラジル人:「バトラーはイギリスの伝統です。だからロンドンに勉
強に来ました。」
こうしたイギリスの伝統を求めて生徒が殺到。この学校では、去年は
前の年に比べて4割増えました。
イギリスの家庭で実際にバトラーをされているスティーブさんに教え
てもらいます。
「お願いします。」
まず最初に教わるのは、お皿の持ち方。そしてテーブルへののせ方で
す。
「これで合っていますか?」
バトラー スティーブ・フォードさん:「違います。間違っています
。最初の間違いは お皿とイスの距離が離れてしまっていることです
。これでは手を伸ばさないと食べられない。皿は常にできるだけ テ
ーブルの端に近づけて置かなければなりません。」
そして雇い主のお出かけ前の仕事がこちら。靴磨きです。
実はこうしたイギリス式バトラー教育は高級ホテルの従業員教育とし
ても人気で、この学校には日本の5つ星ホテルからも授業の依頼がき
ています。
一流のバトラーになるための秘訣を聞きました。
バトラー スティーブ・フォードさん:「バトラーにとって職務は人
生そのもの。自分の生活は常に二の次で、雇い主は常に最も大事な人
です。たとえ自分の家族であっても2番めになります。」
▼ビスポーク・ビューロー 執事コース:
http://www.bespokebureau.com/butler-training.aspx
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○ バトラー学校人気“一流”への秘訣は?
イギリスで新興国を中心に海外からの学生が急増している専門学校が
あります。そこで学んで帰国すれば、年収2,000万円の仕事を得るこ
とも夢ではないというこの学校。人気の背景にはイギリスの伝統があ
りました。
― イギリス・ロンドン ―
都心部にあるホテルのパーティ・ルームを訪れると、
そこではある講習会が開かれていました。
「シャンパンボトルは このようにしてつかみ 親指は底のくぼみに
入れて支えます。」
これはバトラーを養成する学校の授業
― バトラー養成学校「ビスポーク・ビューロー」の授業 ―
[写真はjp.reuters.comより]
バトラーとはイギリスの上流家庭などで、公私にわたって、常に主人
を補佐する執事のことです。
この日授業に集っていたのは、ブラジル人やインド人など8人。
バトラー ジョージ・デルフォードさん:「ナプキンは広げたあと
1回折ってから ひざの上にかけてください。」
授業の中心はロール・プレイです。
一般的に2週間から4週間の期間をかけてバトラーを目指します。授
業料は1日およそ5万円。
安くない授業料にも生徒が集まる理由は?
ビスポーク・ビューロー サラ・ヴェスティン・ラマーニ校長:
「いまイギリス人はあまりバトラーを雇う余裕がありません。しかし
、アジア・中東・ロシアなどはバトラーにとって大きな市場になりつ
つあります。」
新興国ではバトラーを雇うことをステータスと考える人が増えていて
、こうした国で働くバトラーの中には、年収で2,000万円を超える人
もいるといいます。
インド人:「バトラーは多くの責任とともに多くのお金を稼ぐことが
できます。インドではまだ始まったばかりだが、将来的にはとても大
きなニーズがあると思う。」
ブラジル人:「バトラーはイギリスの伝統です。だからロンドンに勉
強に来ました。」
こうしたイギリスの伝統を求めて生徒が殺到。この学校では、去年は
前の年に比べて4割増えました。
イギリスの家庭で実際にバトラーをされているスティーブさんに教え
てもらいます。
「お願いします。」
まず最初に教わるのは、お皿の持ち方。そしてテーブルへののせ方で
す。
「これで合っていますか?」
バトラー スティーブ・フォードさん:「違います。間違っています
。最初の間違いは お皿とイスの距離が離れてしまっていることです
。これでは手を伸ばさないと食べられない。皿は常にできるだけ テ
ーブルの端に近づけて置かなければなりません。」
そして雇い主のお出かけ前の仕事がこちら。靴磨きです。
実はこうしたイギリス式バトラー教育は高級ホテルの従業員教育とし
ても人気で、この学校には日本の5つ星ホテルからも授業の依頼がき
ています。
一流のバトラーになるための秘訣を聞きました。
バトラー スティーブ・フォードさん:「バトラーにとって職務は人
生そのもの。自分の生活は常に二の次で、雇い主は常に最も大事な人
です。たとえ自分の家族であっても2番めになります。」
▼ビスポーク・ビューロー 執事コース:
http://www.bespokebureau.com/butler-training.aspx
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