綾瀬はるかの「義母娘」は新垣結衣の「逃げ恥」を超える!? [ドラマ]
バリバリのキャリアウーマンである亜希子(綾瀬はるか)が結婚相手の宮本良一(竹野内豊)の娘に、母親として認めてもらうために奮闘するドラマが『義母と娘のブルース』です。
TBS火曜10時枠としては、新垣結衣、星野源の『逃げるは恥だが役に立つ』以来の、大ヒットの予感を秘めた物語になっています。超える可能性もあります。
TBSの火曜10時枠は、2014年4月からスタートしました。
主演が女性という、20~40代の女性層をターゲットとしたもので、「女性向けの恋愛ドラマ」がベースとなっています。
スタートして2年半、どのドラマも10%の壁を越えることが出来ませんでした。初めて10%の壁を越えたのが『逃げ恥』でした。
初回は10.2%とギリギリ。ところが2話で12.1%に3話で12.5%と上昇し、最終回は20.8%と大台を超える大ヒットとなりました。
今クールの『ギボムス』は、その『逃げ恥』に対等の好スタートを切っています。
初回は11.5%、2話で11.3%、3話が12.4%。2話で0.2%下げましたが、初回が良かったのでその反動かも知れません。1~2話を見て、口コミで人気を集め、3話では上昇しています。
今クールの帯ドラマの中で、3話の12.4%はトップの数字です。
大ブレークの予感として、『逃げ恥』との共通点を挙げてみます。
『逃げ恥』もビジネスの世界を家庭に持ちこんでいました。「夫は雇用主」「妻は従業員」という「仕事としての結婚」を描いたドラマだったことはご存知ですよね。。
契約結婚だったはずなのに、だんだん男女の恋愛感情が抑えられなくなって行く社会派ラブコメディで、結婚についての新たな選択肢を視聴者に示してくれました。。
『ギボムス』も、家庭生活に仕事の論理が入り込んでいます。
「はじめまして、あなたの母に就職します」のキャッチコピーがそれをよく表しています。。
主人公の亜希子(綾瀬はるか)は、日常会話にビジネス用語が頻繁に出てくるバリバリのキャリアウーマンです。
結婚相手の宮本良一(竹野内豊)から、みゆき(横溝菜帆)を紹介された時にも、「初めまして。私、このような者でございます」と、“名刺”を差し出し深々とお辞儀をしてしまいました。
自分を受け入れてくれないみゆきに母親になるメリットを示そうと、「みゆきちゃんが困っていることはありませんか。そこに私が“ソリューション”を与えられれば・・」と考えます。そしていじめっ子・大輝(大智)と仲直りをさせようとします。
帰宅後、みゆきは亜希子からもらった手紙を開けます。そこには“履歴書”が入っており、良一から「会社に入りたいですって出すもの」と教えられます。
みゆきは手紙を返します。そこには「選考の結果、貴方を採用すると書かれていました。
その後も、ビジネス論理は頻繁にで出てきます。
ビジネスを円滑に進めるための“腹芸”を、保育園で披露し、みゆきに見られてしまいます。“土下座”をして失敗を取り戻そうとしますが、事態をさらに悪化させてしまいます。亜希子の一生懸命さが裏目に出てしまったわけです。
それでも真剣な態度は人を動かし始めます。圧巻だったのは第3話です。
PTAを巡って、ビジネスと同じように合理的にすべきですと発言した亜希子は、役員たちと対立してしまいます。そこでPTA廃止活動を始めますが、学校に知られてしまい、副校長らに呼び出され話し合いが始まります。
そこにみゆきがやって来て、亜希子を注意します。
「私のママなら、私が嫌われるようなことしないで!」と。
副校長も「みゆきちゃんもこう言っていることだし・・」と丸く収めようとしますが、亜希子は引き下がりません。
「先生、子供がこんな発想になって良いのでしょうか」
「子供は親が嫌われるようなことをしたら、自分も嫌われると思っている」
「親は子供が嫌われることを恐れて、言葉を飲み込む」
「その背中を見て育った子供は思うでしょう」
「長いものには巻かれれば良い」「強い奴には逆らうな」「本当のことは影で言うが正しい」
「だって、大好きなお父さんお母さんがそうやっていたんだから」と。
亜希子の一生懸命さが人を動かします。
亜希子の一生懸命さが、みゆきの気持ちに変化を与え、先生たちの考えを改めさせ、ママたちをも動かし、PTA会長を納得させていきます。
ドラマのテーマは、もう一つありそうです。
亜希子自身が家族や家庭に覚醒していく点です。
「母親になるために、ただ一生懸命娘を愛する10年間のお話」
「その日々は、喜びと、ほんの小さな奇跡に満ち溢れている」
『逃げ恥』と同様、ビジネスという視点から入り、次第に別の感情が主人公たちを満たしていきます。『ギボムス』も、同様にに亜希子が人間としての別の一面に目覚めていくのでしょう。
そこに人生の真実と、感動があれば、『逃げ恥』と同様に多くの視聴者を動かすでしょう。山頂に、どんなルートで登っていくのか、とても楽しみなドラマです。(yahooニュースより)
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TBS火曜10時枠としては、新垣結衣、星野源の『逃げるは恥だが役に立つ』以来の、大ヒットの予感を秘めた物語になっています。超える可能性もあります。
TBSの火曜10時枠は、2014年4月からスタートしました。
主演が女性という、20~40代の女性層をターゲットとしたもので、「女性向けの恋愛ドラマ」がベースとなっています。
スタートして2年半、どのドラマも10%の壁を越えることが出来ませんでした。初めて10%の壁を越えたのが『逃げ恥』でした。
初回は10.2%とギリギリ。ところが2話で12.1%に3話で12.5%と上昇し、最終回は20.8%と大台を超える大ヒットとなりました。
今クールの『ギボムス』は、その『逃げ恥』に対等の好スタートを切っています。
初回は11.5%、2話で11.3%、3話が12.4%。2話で0.2%下げましたが、初回が良かったのでその反動かも知れません。1~2話を見て、口コミで人気を集め、3話では上昇しています。
今クールの帯ドラマの中で、3話の12.4%はトップの数字です。
大ブレークの予感として、『逃げ恥』との共通点を挙げてみます。
『逃げ恥』もビジネスの世界を家庭に持ちこんでいました。「夫は雇用主」「妻は従業員」という「仕事としての結婚」を描いたドラマだったことはご存知ですよね。。
契約結婚だったはずなのに、だんだん男女の恋愛感情が抑えられなくなって行く社会派ラブコメディで、結婚についての新たな選択肢を視聴者に示してくれました。。
『ギボムス』も、家庭生活に仕事の論理が入り込んでいます。
「はじめまして、あなたの母に就職します」のキャッチコピーがそれをよく表しています。。
主人公の亜希子(綾瀬はるか)は、日常会話にビジネス用語が頻繁に出てくるバリバリのキャリアウーマンです。
結婚相手の宮本良一(竹野内豊)から、みゆき(横溝菜帆)を紹介された時にも、「初めまして。私、このような者でございます」と、“名刺”を差し出し深々とお辞儀をしてしまいました。
自分を受け入れてくれないみゆきに母親になるメリットを示そうと、「みゆきちゃんが困っていることはありませんか。そこに私が“ソリューション”を与えられれば・・」と考えます。そしていじめっ子・大輝(大智)と仲直りをさせようとします。
帰宅後、みゆきは亜希子からもらった手紙を開けます。そこには“履歴書”が入っており、良一から「会社に入りたいですって出すもの」と教えられます。
みゆきは手紙を返します。そこには「選考の結果、貴方を採用すると書かれていました。
その後も、ビジネス論理は頻繁にで出てきます。
ビジネスを円滑に進めるための“腹芸”を、保育園で披露し、みゆきに見られてしまいます。“土下座”をして失敗を取り戻そうとしますが、事態をさらに悪化させてしまいます。亜希子の一生懸命さが裏目に出てしまったわけです。
それでも真剣な態度は人を動かし始めます。圧巻だったのは第3話です。
PTAを巡って、ビジネスと同じように合理的にすべきですと発言した亜希子は、役員たちと対立してしまいます。そこでPTA廃止活動を始めますが、学校に知られてしまい、副校長らに呼び出され話し合いが始まります。
そこにみゆきがやって来て、亜希子を注意します。
「私のママなら、私が嫌われるようなことしないで!」と。
副校長も「みゆきちゃんもこう言っていることだし・・」と丸く収めようとしますが、亜希子は引き下がりません。
「先生、子供がこんな発想になって良いのでしょうか」
「子供は親が嫌われるようなことをしたら、自分も嫌われると思っている」
「親は子供が嫌われることを恐れて、言葉を飲み込む」
「その背中を見て育った子供は思うでしょう」
「長いものには巻かれれば良い」「強い奴には逆らうな」「本当のことは影で言うが正しい」
「だって、大好きなお父さんお母さんがそうやっていたんだから」と。
亜希子の一生懸命さが人を動かします。
亜希子の一生懸命さが、みゆきの気持ちに変化を与え、先生たちの考えを改めさせ、ママたちをも動かし、PTA会長を納得させていきます。
ドラマのテーマは、もう一つありそうです。
亜希子自身が家族や家庭に覚醒していく点です。
「母親になるために、ただ一生懸命娘を愛する10年間のお話」
「その日々は、喜びと、ほんの小さな奇跡に満ち溢れている」
『逃げ恥』と同様、ビジネスという視点から入り、次第に別の感情が主人公たちを満たしていきます。『ギボムス』も、同様にに亜希子が人間としての別の一面に目覚めていくのでしょう。
そこに人生の真実と、感動があれば、『逃げ恥』と同様に多くの視聴者を動かすでしょう。山頂に、どんなルートで登っていくのか、とても楽しみなドラマです。(yahooニュースより)
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